各関節は離れているようで実は密接につながり合っています。それぞれがそれぞれを支え合い、ひとつの動作を連続して行っています。したがってある関節の動きが鈍くなると、他の関節にも悪影響を及ぼします。
脊柱管狭窄症の症状を抱えている方の多くは、おそらく股関節や膝など各関節にも問題をもっていると思います。肩こり、ひざ痛、股関節痛、首痛など腰以外の関節にも痛みを抱えているでしょう。腰は体にとって大きな役割を持つ関節です。不調になると各関節に与える影響も大きいのです。しかし、逆に考えてみましょう。脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアなどの腰痛が良くなった場合、他の関節も連動してよくなっていくといえるのです。
腰が悪くなったことで、体の調子が悪くなったと感じている方は、腰痛治療を頑張ってください。腰がよくなるにつれて、きっと体の調子も良くなっていくと思います。
腰痛の改善によって仙腸関節(骨盤の骨の仙骨・腸骨の間にあります)がスムーズに動くようになると血流や代謝がよくなります。血の流れがよくなるので、体温が上昇し、冷え性やむくみ、生理不順などの解消にも期待できます。なかには不妊症を克服しお子さんを授かった方もいます。代謝もよくなるので、腰痛改善後に意識せずダイエットができたというケースもあります。
腰痛が辛いため普段から動かないような生活をおくっていると、かえって腰痛が悪くなっていきます。静かにしていると意識が痛みに集中しますし、運動不足のため寝付きも悪くなります。
自律神経の釣り合いが悪くなり、頭痛、苛つき、気分が落ちた状態が続く、などの症状が出るケースもあります。
腰は精神的な部分にもつながりをもっています。
腰痛は大変つらい症状です。気分が悪くなるのも仕方がありません。高齢の方の中には病院の診断で「一生治らない」といわれ大変ショックをうけたというお話しもききます。
しかし腰痛は正しい症状の理解と、治療によって改善させることができるのです。痛みが緩和していくにつれて、制限されていた動きができるようになり、落ちていた気分も向上するなど精神も安定していきます。気持ちが前向きになることで、治療にもますます集中できるのです。
治療が開始したならば、1日でもはやく治したく頑張りたいと思う気持ちはわかりますが、焦って治そうとすると、悪化する場合もありますので注意が必要です。
長く付き合ってきた腰痛であるからこそ、腰をすえて頑張りすぎずに治療をすすめていきましょう。脊柱管狭窄症は腰痛の最終ステージといえます。短期間集中して頑張ったところで劇的な改善を期待できるような症状ではありません。
これまでは腰痛のせいで諦めていたことばかりだったと思います。しかしこれからは腰痛が改善したら挑戦したいこと、再開したいことなど、未来の目標を描きながら、焦らず腰痛治療を頑張ってみましょう。
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