脊柱管狭窄症の事例 - Case.3
Y・Fさん(61歳・女性)
腰の痛みが生活に支障が出てきたので医師に診てもらったところ、脊柱管狭窄症の診断。医師からは「腰に負担のかかる行動は極力避けること」と指導を受け、医師の言うこと忠実に守ったYさんは、これまでの日常生活(家事・散歩など)を全ストップし、体をほぼ動かない生活になった。
ご主人に付き添われご来店頂いたYさん。お話しを伺ったところ、安静第一を目的とした生活に切り替えた結果、身体を動かすことのない生活になってしまった。日中、ほぼ動かないため寝付きも悪くなってしまい、慢性的に体が不調に感じるようになってしまったとのこと。また一向に腰痛も治まらず、つらいとのことでした。
まず、安静第一の生活を控えて頂くよう助言いたしました。体を動かさない生活はかえって腰痛を促す行為に繋がりますし、自律神経のバランスも悪くなるなど、体によくありません。そして脊柱管狭窄症に効果ある漢方調合薬を処方させて頂きました。「日常生活の改善+漢方薬」という双方からのアプローチによって腰痛治療を進めていくことをご理解頂きました。
少しずつ日常生活を以前のものに変更していき、調合漢方薬を5ヶ月飲んで頂いた結果、普段の生活範囲の動きであれば痛みを感じなくなったと笑顔でご報告をうけました。
ご相談時に来店したYさんの表情は陰りがあったのですが、生活の改善と腰痛が良くなったことが、元々のハツラツとした性格を取り戻すことが出来たと嬉しそうに話していました。少し激しい運動をするとまだ腰に違和感があるとのことですので、漢方薬はもうしばらく飲んで「腰痛の完治!」を目指したいとのことでした。
本当に良かったですね。これからも一緒に頑張っていきましょう!
漢方のプロフェッショナル
薬剤師:内山賢治
※個人の感想であり、成果・成功を保証するものではありません。
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